2019年度 北里大学理学部同窓会 定期総会の概要
日 時 2019年5月18日(土) 13時00分開会
場 所 相模原キャンパス 理学部(S号館)3階セミナー室
出席者 49名(第1号議案の3名を含む)
長原勝彦(HC1)、小池惇平(HC1)、坂口 洋(HC2)、竹澤美男(HC4)、中野勝雄(HC5)、沼上清彦(HC6)、小沼和久(HC6)、石原裕三(HC7)、麻生綱男(HC8)、蓮沼良一(HC11)、國香 清(HC11)、島崎道広(HC12)、藤本玲子(HC12)、氏家重夫(HC12)、内田 宏(HC14)、雨宮純子(HC14)、須貝昭彦(HC18)、八井田文子(HC19)、田所順一(HC19)、甲斐恒人(HC20)、小泉博之(HC22)、木村武俊(HB1)、佐藤康之(HC28)、坂内健志(HB2)、渡辺知広(HC30)、秋本 護(HB4)、前川敏郎(HB4)、福山勝也(HC31)、村上裕章(HC31)、平井正美(HC31)、篠川裕子(HB5)、石原 稔(HC32)、酒井利奈(SP1)、桑原美保子(SP1)、藤井祐介(SC4)、田村 啓(SB4)、松本俊英(SP8)、荒木恒平(SC9)、齋藤昂良(SB10)、曾根靖人(SC11)、上村和豊(SB13)、杉本 愛(SP15)、逸見拓谷(SC17)、小田本実佳(SB17)、沖山悠太(SC19)、友広幹久(SB21)、八武崎力(SP22)、佐々木友哉(SC22)、霜田れもん(SB22)
委任状提出者 51名
西尾公男(HC3)、石川一郎(HC9)、石水和夫(HC10)、衣川佳美(HC13)、森 孝之(HC14)、星名達行(HC15)、飯島 宏(HC20)、鈴木芳弘(HC21)、山下宜行(HC23)、椎名文乃(HC24)、小笠原正勝(HC25)、竹尾文彦(HC26)、櫛部一彦(HC26)、長谷部浩司(HC27)、伊藤昌史(HB1)、千葉貴子(HC28)、吉田奈美(HC29)、矢口 晶(HB4)、井村幸介(HB6)、中條総子(SC1)、吉瀬晴子(SB1)、江島史緒(SB2)、中野章代(SC3)、小林麻衣(SP4)、吉本真紀子(SB4)、田辺由美子(SC5)、三浦慎一郎(SB5)、國廣喜央司(SP6)、東海林周平(SC6)、佐々木千明(SB6)、武者孔佑(SP7)、千ヶ崎裕介(SC7)、吉野成嗣(SB7)、小野憲司(SP8)、森口友敬(SB8)、田草川英昇(SP9)、江澤絵真(SB9)、富澤良弘(SC10)、菅谷大地(SB10)、小林宣文(SP11)、露木早紀(SB11)、奥田悠介(SP12)、上村勇介(SC12)、石毛達也(SB12)、高嵜美文(SP13)、厚木将志(SC13)、千葉 慧(SB15)、新美 恭(SC18)、吉成英里佳(SC20)、橘内凌太(SP21)、立石智美(SC21)
1.開会の辞
司会の松本理事(SP8)から、本会規約第15条第2項に「総会は総会構成員の3分の1以上の出席を必要とする」と規定されており、本日は、総会構成員数が報告事項まで123名で、その3分の1は41名であるのに対して、出席者数が49名、委任状提出者数が51名の計100名となり、本総会は成立することが報告され、開会が宣言された。
2.議長団の選出
松本理事から議長団(正副議長および議事録署名人)の選出に関して説明が行われ、その結果、執行部案一任となったため、議長に田所代議員(HC19)、副議長に内田代議員(HC14)、議事録署名人に木村理事(HB1)、逸見代議員(SC17)が提案され、全会一致で承認された。
正副議長から就任の挨拶が行われた後、次第にそって議案の審議に入った。
3.会長挨拶
沼上会長(HC6)から出席者に対して日頃の同窓会活動への理解と協力に対する謝辞が述べられた。続いて、新千円札の図柄に学祖北里柴三郎博士の肖像が採用された件について祝意が述べられた。また、4月20日に実施された理学部・医療衛生学部創立25周年記念式典等の概要について説明されたのち、本会としては創立25周年を記念して理学部へ相応の寄附をしたい旨の挨拶があった。
4.報告および決議事項(議事録ではありません)
田所議長から、報告事項の3件はそれぞれ関連性があるため、2018年度事業報告、2018年度収支決算報告および監査報告の後、一括審議を行い問題がなければ一括承認を行いたい旨の提案があり、了承された。
(1)2018年度事業報告の件
甲斐事業担当副会長(HC20)より2018年度事業報告資料に沿って下記事業項目について詳細な報告が行われた。
1 会報の発行
2 学部教職員との懇談会の開催
3 会員集会への援助
4 ホームページの更新
5 会員情報の管理
6 第24回就職ガイダンスの開催(2018年度理学部就職ガイダンス共催)
7 理学部若手教員学術集会への支援
8 北里大学同窓会公開講演会への協力
9 学部への寄贈 (寄贈図書)
10 第13回「卒業研究功労賞」の表彰
11 準会員事業への協力(卒業記念パーティー)
(2)2018年度収支決算報告の件
須貝財務担当副会長(HC18)より2018年度収支決算書に沿って説明が行われた。
(3)監査報告の件
村上監事(HC31)から、2018年度の会計および事業執行について、長原監事(HC1)と監査した結果、正確かつ妥当であった旨の報告が行われた。
以上の報告事項について議長が質疑を求めたところ、麻生代議員(HC8)より次の2点の質問(質問1及び質問2)があり、これらの質問について沼上会長が回答した(回答1及び回答2)。
質問1 卒業研究功労賞の対象者について、「学生の取りまとめ等、秀でた活動を行った学生」というのがしっくりこない。学術的に優れた卒業研究を行うなどして教授から推薦された学生を対象とする方が適当ではないか。
回答1 学業的に優れた学生に対しては、大学側の「北里賞」及び「北島賞」といった表彰制度が既存である。本会「卒業研究功労賞」の設立趣旨は、各研究室に配属された学部4年生(就職活動等と卒業研究とを並行して行っているため、研究が滞ってしまうこともある。)について社会性をもって取りまとめる等の活躍をした学生を表彰することで各研究室における研究活動を支援する、というものである。したがって、「学生の取りまとめ等、秀でた活動を行った学生」という表現は設立趣旨に即しており、適当であると考える。
質問2 本会の収入は、学部還元金に頼っている現状がある。2018年度は、100名の会員が年会費を収めていたが、年会費の納入促進についての議論はしているのか。
回答2 理学部は、北里大学7学部の中で最も職能性と縁が遠く、卒業生同士の連携についての関心が低いという現状があり、年会費の納入については卒業生の善意にすがるしかないと認識している。このため、年会費の納入促進に資する新たな取組を行ったとしても、増加した収入額よりも支出した経費の方が勝ってしまう恐れがあり、新たな取組を行うことは考えていない。
以上の質疑応答の後で、議長が一括承認を諮ったところ、賛成多数で2018年度事業報告および収支決算報告が承認された。
○決議事項
第1号議案 新代議員選任(3名)の件
会長から、学部から推薦があった2018年度卒業生の八武崎力氏(SP22)、佐々木友哉氏(SC22)及び霜田れもん氏(SB22)の3名を新代議員としたい旨の提案があり、賛成多数で選任された。
第2号議案 理学部創立25周年記念寄附金額の再提案について
会長から、理学部創立25周年記念寄附金額について、医療衛生学部同窓会とのバランスを鑑み、昨年度の定期総会で仮承認された300万円から500万円に再設定したい旨の提案があった。また、今後発生する理学部周年事業の際の寄附金に反映させるため、図書寄贈(毎年10万円)及び物品寄贈(隔年50万円)を廃止して35万円程度を、さらにその他の事業予算を見直して30万円程度を捻出して年間65万円程度を周年事業積立金としたい旨の提案があった。
議長が質疑を求めたところ、麻生代議員(HC8)及び藤井代議員(SC4)より次の質問(質問3及び質問4)があり、これらの質問について沼上会長が回答した(回答3及び回答4)。
質問3 寄附金額を増額させることについては理解したが、寄附のストーリーについて、「医療衛生学部同窓会が2,000万円を拠出することが判明し、会員数比等を考慮すると本会の300万円はバランスを欠くため500万円に増額したい。」という流れは、裏事情はともかくとして、文面として残すにあたり適当ではないと考える。記念事業への協力についての議論の中で、理学部のさらなる発展に寄与するためになるべく多くの寄附をしたいという意見があり、寄附金額を本会の身の丈に合った額として500万円に増額したい、という流れの方が適当ではないか。
回答3 ご指摘の通りであるが、実態をオープンにしたほうが良いと思い、実態に即した表現とした。寄附においては、金額を算出するにあたり明確な根拠というものは存在しない。このため、相対的なところで判断せざるを得ないという事情がある。したがって、本定期総会において寄附金額を500万円に増額することを再提案するにあたり、医療衛生学部同窓会の会員数と寄附金額について示すことにした。なお、本会の寄附金額を再提案するにあたって理事会で熟議し、身の丈に合った金額ということで500万円とした。
質問4 周年事業用積立金の予算を捻出するために図書寄贈を廃止するとのことであるが、図書寄贈費に着目した理由を教えてほしい。
回答4 図書寄贈をするにあたり、学部側に「学生のリクエストに応じた書籍を選定してほしい」と依頼している。しかし、ここ数年は学生からのリクエストが全く無い状況が続いている。また、IT化の流れを受けて、北里大学では図書館の在り方自体を見直す動きもある。したがって、図書寄贈が、準会員を支援するという目的に適さなくなったと考えたため、これを廃止することとした。
以上の質疑応答の後で、議長が承認を諮ったところ、賛成多数で原案通り承認された。
第3号議案 2019年度事業計画(案)の件
甲斐事業担当副会長より資料に沿って下記の事業計画案の説明が行われた。
1 会報の発行
同窓会報第23号(通算49号)を2020年1月に発行する。
2 学部教職員との懇談会の開催
学部教職員との懇談会を2019年7月5日(土)に開催する。
3 会員集会援助の継続
同窓生が同期会等を開催する際、200名までは1名あたり200円を、201名以上は1名あたり100円を援助する。ただし、同一趣旨の会への援助は年1回までとする。
4 ホームページの運用
1)新しい情報を会員へ提供するため、ホームページを随時更新する。
2)SNSでの情報提供に関して検討する。
5 会員情報の管理
本会の個人情報保護方針に即して、北里大学同窓会と連携しながら会員情報を管理・運営する。なお、会員集会援助に伴うDM用タックシールおよび当該名簿一覧表は継続的に提供する。
6 第25回就職ガイダンスの開催(2019年理学部就職ガイダンス共催)
2019年10月に理学部3年生、修士課程1年生および博士課程2年生を対象とした就職ガイダンスを理学部と共催する。
7 理学部若手教員学術集会への支援
理学部の若手教員主催の勉強会「若手Lab」に対して援助する。
8 北里大学同窓会公開講演会(第57回)への協力
北里大学同窓会公開講演会(海洋生命科学部同窓会担当)に協力する。
9 第14回「卒業研究功労賞」の表彰
卒業研究において学生の取りまとめ等、秀でた活動を行った学生に対して卒業研究功労賞を授与する。
10 準会員事業への協力(卒業記念パーティー)
卒業記念パーティーに祝い金を持参する。
11 理学部25周年記念事業への協力
2019年度内に開催予定の理学部25周年記念事業に協力する。
第3号議案について議長が質疑を求めたところ、國香代議員(HC11)及び渡辺代議員(HC30)より次の質問(質問5及び質問6)があり、これらの質問について沼上会長が回答した(回答5及び回答6)。
質問5 理学部同窓会のホームページに、理学部同窓会総会の日程等の会務予定を掲載してもらえないか。
回答5 すでにホームページに掲載している。
質問6 SNSでの情報提供について、理学部同窓会のTwitterアカウントが開設されているが、発信が少ないように感じている。理学部同窓会報に加えてTwitterでも理学部同窓会の活動について広報すれば、同窓会の活動について知る卒業生も増えるだろうし、それは年会費の増収にもつながると考えるので、ぜひ活用してもらいたい。
回答6 その通りに進めていきたい。現在、個人情報の保護の観点や、特定の企業の宣伝にならないよう公平公正な運用をすること等に留意する必要があること等を踏まえ、発信内容について理事会で検討を進めている段階である。良い知恵があれば、前川ホームページ担当理事に連絡してほしい。
以上の質疑応答の後で、議長が承認を諮ったところ、賛成多数で原案通り承認された。
第4号議案 2019年度収支予算(案)の件
須貝財務担当副会長より2019年度収支予算案に沿って説明が行われた。質疑の後、議長が承認を諮ったところ、賛成多数で原案通り承認された。
その他
議長がその他の議案があるか代議員に意見を求めたところ、麻生代議員(HC8)、國香代議員(HC11)より次の質問があり(質問7・質問8及び質問10、質問9)、これらの質問について沼上会長が回答した(質問7~10)。
質問7 2018年度理学部同窓会第2回理事会の議事録署名人を沼上会長が務めているが、これは適切か。
回答7 理事会の議長は、会長が務めている。法人においては、議長が議事録署名人を兼務することは一般的であるため、当該理事会においても、議長である会長が議事録署名人を兼務することは問題ないと考える。
質問8 理学部同窓会の定期総会がワンパターンであると感じる。北里大学の人的資源を活用したミニ講演会を定期総会に含めて開催することで、定期総会に出席する代議員の数を増やすことができるのではないか。
回答8 前向きに検討したい。
質問9 代議員の入替え(多選の制限)について検討しないのか。他学部の同窓会ではこのような議論があるか。
回答9 代議員と役員に分けて回答したい。代議員は、各科各期から1名が選出されている。したがって、世代が同じであれば、人が入れ替ることによって新鮮な議論になるということは考えにくいのではないかと考える。役員については、次の改選期には世代交代を図りたいと考えている。会員数の内訳において衛生学部の卒業生数よりも理学部の卒業生数の方が上回っている現状を鑑みると、なるべく理学部の卒業生に新しい理学部同窓会の舵取りをしてもらいたいと考えている。なお、他学部では代議員の入替えについての議論はされていない。
質問10 以前の総会で議題にあがっていた、代議員の定年制についての検討は進んでいるか。
回答10 代議員の定年制については、長原監事が副会長の時期に検討していた。同時期に医療衛生学部同窓会でも同様の検討が行われ、同会では代議員の定年制のシステムが整えられた。本会では、逝去した代議員等の枠について代議員交代をしなければ、代議員数は自然とプラトーとなるだろうという意見があり、性急な結論を避けることとなった。今後の推移を注視したい。
5.議長、副議長解任
田所議長から議事の終了が宣言され、議長団が解任された。
また、松本理事より閉会が宣言され、2019年度北里大学理学部同窓会定期総会を終了した。